吸収しやすいコラーゲンなら、意味有り?美肌効果を検証
コラーゲンを飲む・・・実は効果ありだった?
つい先日まで、コラーゲンを口から摂取するのは、意味が無いのでは?との意見が正しいとされてきました。しかし、研究の結果、意味がないのは「吸収しにくいコラーゲン」を食べた場合でした。
吸収しやすいコラーゲンを摂った場合は、体内のコラーゲン量も増えていくそう。
40歳になり・・・
肌の弾力が無い!ツヤもなく、乾燥する!!
骨や爪が弱くなってる!?
疲れがたまるようになった
そんなときは、コラーゲンを食べてみると良いですよ。
ああ、フカヒレだとか、鳥の水炊きを食べる必要は無いです。含まれるコラーゲンが少ないですし、吸収しにくいコラーゲンですし。
体内で作れる!
コラーゲンを食べる、あるいは飲む意味はなにか?
それは、体内でのコラーゲン生成をうながすためです。コラーゲンを食べた結果、コラーゲン量が増えて、ぷるぷりお肌になる、というわけですね。
体内でコラーゲンを生成するための材料として、新発見されたのが、これ。
今までコラーゲン料理を食べたり、コラーゲンドリンクを飲んで、う~ん・・・?と実感できなかったあなたには、一番オススメしたいですねっ。
- お肌をプルプルさせたい
- たるみが無くなると嬉しい
- おでこのしわ、ほうれい線、消えて!
なーんて悩みは吹き飛ばして、毎日明るく楽しくすごしましょー。
コラーゲンの役割、必要性とは?
私たちは、お肌の土台「真皮層(しんぴそう)」に、コラーゲンがあります。この土台が崩れると、お肌の弾力がなくなり、ほうれい線が出たり、フェイスラインがたるんでしまう。
だから!私たちは、真皮層のコラーゲンを増やして、お肌を若々しくさせたいわけですが・・・コラーゲンを増やすためには、ただコラーゲンを食べるだけでは、あんまり効果はないと言われてきました。
「いやいや、コラーゲン鍋を食べたけど、次の日ぷりぷりになりましたよ?」というあなた。それは、お鍋の具材が、栄養豊富だったから、かもしれないです。
お鍋の具材によくある、鳥とか、魚のたんぱく質は、コラーゲン生成のもとになります。
コラーゲンは、体内で作り出すものであり、そのもとになるのがタンパク質なんです。
その意味では、コラーゲンがそのまま入っていないお鍋でも、積極的に食べていくと、お肌に良いです。
30代、40代になると、コラーゲン生成能力が20代の半分まで減る、と言われますが、この理由は、女性ホルモンの分泌量に関係します。
女性ホルモンに含まれるエストロゲンが、お肌の潤い成分ヒアルロン酸とかコラーゲン、セラミドの分泌を促す作用があるらしく・・・。
ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドは、お肌の水分量を上げて、プルプルにしてくれる美肌に大事な成分!しかもお肌だけでなく、髪の毛とか爪にも影響する。年齢を感じやすい部分なので、同級生と差がつきます。
生理前後で、お肌の調子が変わるのも、女性ホルモンの増減が原因。
これら女性らしさ成分をキープすることで、同年代の女性より、若く見えるお肌・髪を手に入れることができるのです。
芸能人、女優さんが、「スキンケア、特別なことはしていません」と、よくいいますが、私は本当だと思います。お肌表面のスキンケアはちょこっとしてるだけ。ただし、女性らしさ成分を食事等で、補っているのではないか?そう、にらんでいます。
食事で摂取しておけば、お高い美容液など不要になる、かも。逆に言えば、10代、20代の人には、コラーゲンを食べる必要は無いといえます。 ※食べても問題はないです
女性ホルモンの量を増やすのは、難しいのだけど、不規則な生活を正しくするだけで、本来のホルモン分泌量を取り戻し、バランスが改善されることはあります。
寝不足で、肌あれ・疲れ顔なんてのは、女性ホルモンの影響が考えられる。
睡眠は、大事なので、睡眠時間が取れない忙しい生活でも、良質な短時間の睡眠を心がけましょう。アロマを活用するのも良いですね。
あとは、運動。
体を動かすと、血流がアップする。体のめぐりを良くすることで、しっかりエストロゲンを出して、コラーゲンを生成しましょう。
体の仕組みとしては、脳から卵巣に司令が行き、そこで女性ホルモンが出てくるようです。冷えにも、気をつけたほうがいいでしょう。
あとは、ストレスが大敵。
そう考えると、コラーゲン鍋で仕事のストレスを発散するのは良いことです。
おすすめの食べ物
コラーゲンを直接作るためのたんぱく質、女性ホルモンを意識したたんぱく質、ふたつのたんぱく質で美肌を目指します。
じつは、たんぱく質には「品質」があります。
「アミノ酸スコア」と呼ばれる、たんぱく質のクラスを示すもの。
- 豚肉(ロース) 100
- あじ(生) 100
- 鶏卵 100
- 牛乳 100
- 大豆 100
アミノ酸スコア100が満点なので、肉・魚・豆類などが、「優秀なたんぱく質」になります。
ただ、お肉だけを食べると腸が汚れたり、他の病気につながる可能性があるので、結局のところ、バランス良く食べましょう、となります。
そこが気になる場合は、コラーゲン美容ドリンクを利用すると、体に悪いもの摂取せず、余計なカロリーで太ること無く、コラーゲンだけを補充可能。
鶏肉、豚肉、牛肉とか、魚類、乳製品は、動物由来のものですよね?人間も、動物なので、豆類等の植物性たんぱくしつよりも、適しているという意見があります。
どこまで本当か、引き続き調査してみたいところなので、何か分かったら、お伝えします。
ひとつ、重要なことは、「食材に含まれる栄養」が、そのまますべて体内に吸収されるわけではないこと。調理で失われることもそうですが、体内ですべて吸収できるとは限らない。
低分子ペプチド
コラーゲンを食べると、一度体の中で分解されて、コラーゲンを生み出す材料に成ります。この分解された状態が、低分子「コラーゲンペプチド」。
コラーゲンを食べる度に、わざわざ分解すると効率が悪くモッタイナイので、美容ドリンクでは、最初からコラーゲンペプチド(低分子)の状態で、入っていたり。
女性ホルモンを増やす
続いて、女性ホルモンから、コラーゲンを生み出す方法。
女性ホルモンを増やす(整える)場合、たんぱく質と、鉄分が有効とされています。先程触れたように、脳から卵巣に命令が行き、女性ホルモンの分泌が促されるので、体のめぐりが大事。
鉄分は、その時必要になるのです。鉄分を含む、レバー、マグロ、ひじき、プルーン、ほうれん草なども積極的に摂取していきましょう。
あとは、有名な大豆イソフラボン。
これは、女性ホルモン(エストロゲン)に、似た働きをするため、バストアップ系のサプリとか、更年期のサプリにも活用されるもの。
糖化で老化
コラーゲンを増やしていく方法は、よくわかったと思います。しかし、逆効果になる食べ物を、知っておくべきかも。
最近良く聞く、「糖化」。これは、砂糖がカラメルみたいに茶色くなるような現象が、人間の体でも起きる、という話。
糖化は、食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象。これが進むと肌のシワやくすみ、シミなどとなって現れます。 老化の原因「糖化」を防止しよう オムロン ヘルスケア
糖化防止の方法は、甘いもの(糖質)を、食べすぎないこと。30代、40代になったら、少しずつ自然の風味を、楽しんでいくのが良いかも。
たとえば、パンを全粒粉に切り替えるとか、白米→玄米、食後のドーナツ→ヨーグルト、などなど。
化粧品 美容液と比較する
コラーゲン配合の化粧品とか、セラミド配合の美容液があります。あとは、女性ホルモンに関係するプラセンタを使ったものなどありますが、「コラーゲンを食べる」場合と比較して、効果はどうなのか?
結論を言うと、コラーゲンを食べるほうが良い、と考えられます。
化粧品は、お肌の表層(角質)に、作用するもの。対して、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどの潤い成分は、表層の奥にある「真皮」に存在するもの。
なので、体の内側から増やしていくのが良いということ。
特別な化粧品、医薬品を使う場合は、また話が違ってくる、と思います。
ありがとうございました。