まだ便秘?治らない人の解消法2019スッキリ号
しつこい便秘の解消方法を知っていますか?時代の進歩によって、すごく解決しやすくなっているのですが、まだまだ苦しんでいる方がいらっしゃるようです。
先日も、1週間~2週間は出なくて当たり前。薬を飲んでもなかなか・・・という女性のお話を聞きました。
解消法はとてもかんたんなので、さっそくお伝えしてやってもらっています。
便秘は病気が原因の場合もあるので、お医者さんの診断を受けるのが一番なのですが、便秘で行くのはちょっとなあという場合に是非試してもらいたいです。あとは、薬を飲むとお腹が痛くなるので、そもそも便秘にならないように対策したい!という場合にもおすすめの方法です。
それでは、行ってみましょう。
基本はやはり、食物繊維が効果的!なのですが・・・
食物繊維が足りていない?
食物繊維が不足すると、腸内環境は悪化!結果、便秘の原因になります。
調査によると、多くの日本人が理想的な1日の摂取量に達していないそうですが、便秘人口は1~2割ほどということで、普通の食生活をしていれば、便秘にはならないと想像できます。
しかし、腸内環境は個人差があり、それぞれ。
お菓子を多く食べていたら、他の人より悪い状態、なんてこともあります。
水溶性と不溶性の食物繊維
じつは、食物繊維は、2種類あります。
水に溶けやすい、水溶性食物繊維。水に溶けにくい、不溶性食物繊維の2種類です。
どちらの食物繊維も、栄養はなく、消化もされずに腸に届くのですが・・・不溶性の食物繊維は、水を多く含みながら便の容量を増やします。その結果、便を出しやすくなるんです。
不溶性食物繊維が多く含まれるのは、玄米、豆類、きのこ類が代表的。逆に、野菜は水溶性食物繊維が多く、不要性は摂取しにくいようです。
ダイエット中になる?
食事制限をするとき、ご飯やパン、麺類などの炭水化物を制限することが多いと思います。白米などの炭水化物は、食物繊維の量がそれほど多くないのですが、3食合計するとまとまった量になります。
なのでもし、炭水化物制限をしているならば、普段より多くの食物繊維摂取を心がけたいところ。
野菜や果物、海藻やこんにゃくなどは水溶性食物繊維が多い。便の量には直接関わらないのだけど、腸内環境の改善に役立ち、健康維持につながるので、積極的にとっていきましょう。
野菜は生のままだとかさが多く、量を多く食べられないので、調理して食べると良いですね。
白米より玄米、白食パンより全粒粉のほうが、食物繊維は多くなるので、切り替えるというのも効果的です。便秘はダイエットの失敗につながるので、美味しく食べて楽しく痩せましょう!
ヨーグルトは効果あり?
便の量は食物繊維で増やせるわけですが、ヨーグルトはどうでしょうか?ヨーグルトは、腸内環境の改善を期待できるので、結果、便秘の改善につながるかもしれません。
しかし注意したいのは、菌の種類。
スーパーやコンビニでは、さまざまなヨーグルトがならんでいるでしょう。それぞれ効果効能が異なりますので、しっかり選びたいですね。あと、やはり腸内環境は個人差がありますので、すぐに結果が出なくても、しばらく続けていくと良いです。
ヨーグルトはいずれにせよ、食べて悪いものではないですから、おすすめです。
もっと早く、ズバッとスッキリして楽になりたい!もうお腹が苦しい生活はつらい!というあなたには、特別な乳酸菌があります。
とくにお仕事をされている男性女性は、薬を飲んで急にお腹が痛くなると困るので、ふだんの乳酸菌生活で、改善していくと楽です^^
一週間、便が出ないくらいのひどい便秘体質の方は、これを試してみてくださいね。
サプリなのですが、機能性表示食品だから、期待できますよ^^「オリゴ糖?ラブレ菌?ガセリ菌??よーわからん!!」というあなたにはお手軽かもーです。
ヨーグルトの効果が無かった人
一時期話題になった、話題の「乳酸菌」「大腸フローラ」。テレビや雑誌でよく見かけたワードだと思います。
腸の中の「善玉菌・悪玉菌」のバランスを整えて、腸の働きを正常にしよう!かんたんに言うと、そんなことです。そして、善玉菌といえば「ヨーグルト」「ヤクルト」などですから、食べる人は増えているでしょう。
ところが、「ヨーグルトで効果を感じなかった」という口コミを見たので、理由をお話します。主に3つの理由が考えられます。
- 期間が短い
- 毎日食べなかった
- 選び方を間違えた
まず、ヨーグルトを食べて「どれだけ早く改善するか」は、完全に個人差が出ます。1ヶ月で出た人、3ヶ月かかった人、さまざまです。その理由は、「汚れ具合」が人それぞれだからです。
圧倒的に「善玉菌が負けている人は」、改善に時間がかかるでしょう。最新の情報では、「菌の理想的なバランス」も個人差があるようです。
そして、毎日食べないといけない理由は、ヨーグルトが「エサ」だからです。ヨーグルトは、善玉菌がそのまま腸に住み着くわけではなく、あくまで、善玉菌を増やすためのエサです。ワンちゃん猫ちゃんにごはんをあげるように、毎日育てるのです。
そしてそして、最後に菌の選び方。
最近は「菌ブーム」なのでヨーグルトもたくさん発売されています。有名な「赤いパッケージのやつ」はインフルエンザに強くなる期待ができますが、それぞれ「専用ヨーグルト」と考えたほうが良さそう。例えば「L8020菌」は虫歯になりにくくなる、などヨーグルト(菌)にはそれぞれ特徴があるのです。
サプリメントの安全性、危険性
サプリ(補助食品)、薬ではないので、いわゆる”副作用”というものは書いてありません。
反対に、いわゆる下剤(薬)を飲み続けることは体に悪いのでしょうか?調べてみましたが、今のところ特別危険という話は見かけませんでした。
ですが、経験者ならおわかりの通り、下剤を常用しても根本的な便秘解消にはなりません。下剤をやめると便が出ないのです。だからずっと飲み続けることになりますし、市販の便秘薬を決められた量以上に飲んでしまうほどエスカレートした友人もいます。
ではたとえば、便秘茶は安全なのでしょうか?
自然のものとはいえ、激しくがぶ飲みはしないことをおすすめします。これは紅茶やコーヒーなど多くの食品に共通して言えること。あと、妊娠初期・妊娠中は、避けて医師の指示を聞くほうが良いでしょう。念のため、他に薬を飲んでいる場合も同様。
便秘茶を飲む理由は、「もちろん出したいから」なのですが、意地にならないことです。
もし出なければ、「ああ、私は便秘じゃなかったのかも?」ということ。痩せるために「もっと出したい、もっと出ろ!」と無理やり便を出すような使い方をしたらダメだと思います。
規則正しい食生活や、適度な運動などしたほうが快便により良いことは間違いありません。やるべきことをやったら、あとは自然の力に任せましょう。
水を飲むと、どうなる?
便秘の解消法で効果的なのは、便を柔らかくするか、腸の動きを良くして、排便をうながすこと。そうなると、かんたんに出来るのは「水を飲むこと」、になります。
水分カラカラになってしまうと、カチカチうんちになります。だから水を飲むのです。
食物繊維が有効とされる理由は、食物繊維が「水分を持って、一緒に流れてくれる」から!胃で消化されないので、腸まで届いていくんですね。
なので水分を適度に摂って、快便を目指しましょう。
薬、下剤の飲み過ぎに注意?
お医者さんに処方してもらった薬ならばよいのですが、専門家のツムラによると、薬の乱用でかえって便秘を招いている現状があるそうなので、飲み方には注意が必要です。
原因の一つとして、市販の下剤は、多くが「大腸を刺激する」ものだから。
刺激が強すぎたり、逆に効かなくなっていくこともよくあるようです。
便を出さないこともからだに悪いので、一時的に使いつつ、やはりきのこや野菜などを意識して、便の量を増やしたり、腸内環境を改善して、出していきたいですね。
我慢しない!
食物繊維で便の量を増やすと、やがて便意を感じて、トイレに行きたくなるでしょう。しかしトイレを我慢すると、便意が起こりにくくなる。そんな可能性もあります。
毎朝トイレに行く習慣をつけて、行きたくなったら行くようにしましょう。
「快便」を定義すると、毎日バナナ大のうんちが出る状態。便の臭いがキツイ場合は、腸内環境が悪化している目安のひとつになります。その場合、1ヶ月「普通のヨーグルト」「たま~にサラダ」を食べた程度では、難しいかもしれません。
便秘の症状は、お腹が苦しい、肌荒れ、老け顔、お腹ポッコリ、だるい、頭痛、食欲不振など。腸は体の毒素を排出するところなので、貯めこんだら良くないです・・・。
薬の選び方 タイプ別
緊急的に排便をしたいほど苦しい時、あると思います。便秘薬には種類があり、まずはその部分を気にするべき。メーカーの種類ではなくて、タイプ別という意味です。
まず、便秘の原因はすごく簡単で、主に2種類。(その他、病気が原因の場合もあり)
- うんちが固い
- 腸の動きが悪い(蠕動運動・ぜんどううんどう)
うんちが固いから出にくい。そして腸の動きが悪いから、うんちを送り出せない。この2点です。そして市販の便秘薬にも、このタイプに合わせた商品になっています。
ピンクの小粒で有名な「コーラック(大正製薬)」によると…
- 浸潤性下剤
- 刺激性下剤
1番は、硬くなった便に水分を浸透させて、適度に軟らかくする。2番は、腸の粘膜を刺激して、ぜん動運動を活発にする。そして硬くなった便に水分を浸透させて、適度に軟らかくする、とのこと。
パッケージを見たり、ドラッグストアで薬剤師さんに聞くなどして、最適な薬を使いましょう。もちろん「あなたが薬を使いたい場合」、です。もっとも確実な方法は市販の薬より、お医者さんに診てもらうこと。コレは間違いありません。
隠れ便秘とは?
私のまわりにもいるのですが、便秘の話になると「私は関係ないわ~」という人。実は隠れ便秘かもしれません。隠れ便秘とは、便は毎日1回出ているのだけれど、立派なものが出ていない状態。
硬いうんちのすきまから出てくる状態なので、ゆるい感じになることが多いです。
放置すると病気になる?
「便秘は、大腸がんの原因になる」。そんな話を聞いたことがあるでしょうか。
私は3年前に知りましたが、いくら「妹、友人、親戚の便秘」をアドバイスで解消してきた私だとしても、素人の意見では信じられないかもしれないので、専門家のお話を引用します。
便秘と大腸がんには深い関わりがあります。大腸がんができやすい部位は約7割が肛門に近い直腸とS状結腸です。直腸とS状結腸は、便が長時間留まりやすい部位でありますので、便が長く留まれば留まる程、つまり慢性的に便秘を抱えている人では、発がん物質である便が直腸やS状結腸に長く貯留して、発がんの危険性が高まると考えられています。 引用元:たまプラーザ胃腸内科クリニック
日本人女性の「がん死因」第1位が大腸がんです。
排便の回数は一日何回が良い?
これは「病気の予防」と「それ以外(美容など)」どちらに注目するかによって、話が変わります。
例えば国立がん研究センターによると、「1日の便の回数と大腸がんは関係がなさそう。しかし直腸がんのリスクは可能性があるかもしれない」という意見。(参考:国立がん研究センター)
他には、「うつ症状や免疫力の低下」に、腸が関係すると言われています。