ボケ防止アロマの香り 若返りテレビたけし家庭の医学

ビートたけしさんの「家庭の医学」や複数のテレビ医療バラエティで取り上げられ注目が集まっている認知症特集。番組の良い所は現役の医師や研究者、大学教授が「証明済み」の話や「医者自身が普段心がけている習慣」を教えてくれるのです。

☆認知症テスト
数字を漢数字に、漢数字を数字に書き換える。
例)209→二百九 二千二十七→2027

Child pushing grandmother on plastic tricycle.

2問を10秒以内に書いて答えられないと将来認知症になる可能性があるかも。

「認知症は治らない病気」であるとあなたは習ったかもしれませんが、認知症には種類があり劇的に回復する可能性もあるんです。認知症と効果が期待できるアロマについて詳しく知り、5年後10年後も家族や大切なパートナーと幸せに暮らし介護のない生活を手に入れましょう。

治る?治らない種類?脳梗塞と駆け込みドクター

認知症の病名で分類すると以下の3つが代表的な3大認知症です。一番多いのはアルツハイマー型で認知症の患者は全体の半数を占めます。

▼アルツハイマー型認知症

情報を伝達する脳神経細胞が破壊され脳が委縮し、記憶が抜け落ちていく。症状は、単純な物忘れから始まり、徐々に進行。潜伏期間は20年以上の場合もある。初期、中期、後期の3段階に分けられる。

認知症か老化によるものか区別しにくく、初期は、ご飯を食べた事を忘れ、また食べてしまうなど、症状はあるが、自立した日常生活を送る事が出来る。

▼レビー小体型認知症

レビー小体とは不要なタンパク質の一つ。
これが、脳全体に溜まる事で、神経細胞が破壊され認知症状を起こす。レビー小体が蓄積する原因は不明。認知症患者の15%にあたる、およそ80万人が発症していると言われる。

▼脳血管性認知症

脳血管の障害が原因で起こる認知症。中でも多いのが、脳梗塞。脳梗塞とは、脳の血管がつまり細胞が壊死する病気。症状は、認知機能が低下するだけでなく、怒りっぽくなったり、うつ状態になりやすい。

アルツハイマーは、進行すると会話が困難になり、運動能力も低下し寝たきりになる可能性が高いです。早期発見できれば対処もしやすく進行を遅らせる事も可能です。つまり病院で見てもらえば確実性が上がります。

脳血管性の認知症の場合も、原因になっている血管のつまりを除去できれば、あっという間に治り回復する可能性があるのです。

◎アルツハイマー病 初期症状

  • 同じことを何度も言う
  • 怒りっぽくなる
  • 単純な計算に苦労する
  • モノをどこに置いたか忘れる
  • 料理の失敗が増えた

(駆け込みドクター www.tbs.co.jpより)

アルツハイマー病の原因予防とリスク習慣

認知症のリスクを高める主な原因、お酒とたばこ。理由について解説します。

▼お酒は悪い?

大量の飲酒により脳が萎縮。そして神経細胞が壊死する。泥酔すると記憶を司る海馬がダメージを受け、若年性認知症のリスクも高まる。逆に適度なアルコールは血流や代謝を良くして認知症のリスクを下げる効果も見られるが、お酒の強さには個人差があるので必ずしもおすすめは出来ないが、飲める人は無理に断酒する必要もない。
フランスの研究ではワイングラス3杯で認知症リスク1/4という研究報告もあり。

▼たばこ

煙に含まれる一酸化炭素によって血液内の酸素が不足し、酸欠状態の血液が脳に送られると大脳まで酸欠状態になる。また、ニコチンで血管が収縮し血流量が下がるため、脳や神経細胞を老化させ動脈硬化を引き起こし、上記の脳血管性認知症になる可能性も高まる。

改善方法と食事、食品 リスクが下がる習慣

会話や運動、手紙を書く、楽器を演奏するなど、手と頭を同時に使うことで高い効果が望める。食事、食品については以下の研究結果がある。

  • 乳製品…牛乳や乳製品に含まれるカルシウムやマグネシウムに予防効果があるという。
  • 緑茶…カテキン、テアニンに予防効果の可能性。エピガロカテキンガレートに神経細胞の絵師を抑える可能性。

◎食事

青魚に多く含まれるEPAやDHAが認知症の予防に。1日1回以上食べる人は発症率が5分の1程度に軽減されたというデータも。緑黄色野菜のビタミンEやC、βカロチンの働きが発症のリスクを下げるという研究報告もある。

アロマセラピーと海馬

記憶を司る海馬が障害を起こすと物忘れが始まるが、海馬の神経の異常がそこまで深刻でない段階なら、嗅覚から刺激する事で、認知症の改善、予防が可能というお話。

認知症の高齢者28人に昼は、集中力を高め、記憶力を強化するといわれる『ローズマリーカンファー』と『レモン』の配合したアロマセラピーを、夜は、鎮静効果が期待される『真正ラベンダー』と『スイートオレンジ』を配合したアロマセラピーを実施効果を測定する研究を行った。

これらの香りを昼夜2時間ずつ、およそ1か月続けたところ中度の認知症患者11人に改善が見られた。『昼間に眠り、夜に興奮状態に陥り、大声を出す』といった認知症特有の症状も緩和する効果も見られた。(www.tbs.co.jp 駆け込みドクター)

昼用夜用 ブレンドオイル

まとめると、朝はローズマリーとレモンを配合ブレンドしたアロマオイルを。
夜はラベンダーとオレンジのアロマオイルで予防や改善が望めるし、軽度の症状や認知症予備軍なら正常な範囲まで戻せる可能性もあるので、試してみても損はないです。

アロマオイルは薬ではないので誰でも気軽に試せますが、先ほどお話したとおり匂い(正確には嗅神経)が脳や神経にまで作用するので、本物のオイルを使わないと意味も効果もないし、使い方を間違えると最悪は健康を害することもあります。体調が悪い時や妊娠中は控えたほうが良いと言われるほどの効果があるアロマテラピーです。

あなたや家族が詳しければ自分でブレンドするのも良いですし、本を読んでやってみるのもいいでしょう。逆に知識がなくて、認知症予防にアロマテラピーを試してみたいあなたには専門店のセットをおすすめします。

親にプレゼント 父、母の日

今回、青魚の脂に含まれるDHAやEPAなどが認知症、または原因となる血管の対策として話がありましたが、離れて暮らしている両親に生の魚を送るのも限度があるのでサプリを続けてもらっています。でも、あなたの家族はサプリを絶対に飲まない人かもしれないので、そんな時はアロマが良いです。おしゃれなのはもちろんですが、認知症の予防を抜きにしてもアロマは健康的で気分の良い生活を送るために良いアイテムなので、ギフトとしておすすめです。

膝が痛くて歩けなかった家族にグルコサミンのサプリをあげたらすごく良かったので実用性を考えてサプリも良いのですけどね。

Posted by 本田