冷え性なのに汗っかき症状 手足あったかに改善する方法
冷え性に悩む人は全国に3割以上いるようです。ですが、私は手足が汗でびしょびしょになるのに、冷えてつらい症状・・・なんだこりゃ?
それを調べてみた結果、対策方法が見つかりました。私が実践したものをこれからおはなします。
冷え性は、汗をかくひと、かかない人にかかわらず、からだ全体が温まらない。お湯をのんだり、ショウガを食べても、すぐ冷たくなる。
基本的には、筋肉の量が少なく、からだが「燃えていない」ことが冷えの原因。じっとしているときに燃えることを「基礎代謝」と言いますが、筋肉が少ない人は、基礎代謝が少ないです。だから、冷えは女性のほうが多い印象、ありませんか?
原因がわかれば、対処はかんたん。
というわけで、私の汗っかき冷えを改善した方法を、あなたと共有します。私とあなたで同じところ、違うところがあるかもしれないのでまず、当り前のお話から行きます。
私の場合、運動をしたあとは冷えを感じないくらい、手足は温まります。
温かい飲み物やお風呂、靴下は一時的に安らぐ。けれど、根本的な解決にはならない感じ。あと、寝るときの冷えがツライです。
これらの状況から分かるのは、体の内側から改善するほうが効果が高そう、ということ。厚着をするより、体内のめぐりを良くするのです。
原因は血行不良?
基本的に、手足の冷えは血行が悪い事が多いようです。
実は、寒さと「冷え」は別物。たとえば「上半身はさむい、下半身は冷たい。」、「体はあたたかい、手足の先はつめたい」これは冷え性の特徴です。
結論、冷えとは「血流が問題になっている」状態。血は心臓からスタートして、遠く(手足の先)にいくほど冷たくなる。血管が縮まれば、さらに血流も少なくなる。
だから運動したりお風呂に入ると、血管が広がり、ぽかぽかを感じることになります。
そこで、オフロに入ったりマッサージをしてみるのですが、時間が経過すると、効果が切れてしまう。
普段から結構を良くするための方法は2つあります。
ひとつは筋肉の量を増やすこと。もうひとつは、栄養をたっぷり摂ること。手先・脚先は心臓からの距離が遠いので、血行の悪さを一番感じる部分。
血行が改善したら、運動したあとのように、指先までポカポカするはずです。
飲み物・食べ物
よく聞く話に、「冷たい飲み物は内臓を冷やすので避けるべき」というものがあります。確かに、それは一理あるのだけど、温かい飲み物を飲んでも、一時的なポカポカしか得られない感じがします。
もしダイエット中だったり、おかずが不足している場合は、ビタミンを摂るのは有効です。ビタミンB,C,Eなど。フルーツを食べるのも良し。
生姜のサプリを飲んでみたら、これがすんごくポカポカする。私が選んだやつは値段的にも続けやすく、美容の成分入りでお気に入り。
お湯を飲むだけでもポカポカしますが、どうしても一瞬だけで終わるみたい。このしょうが粒は、ポカポカ成分が濃厚なので、かなり良い感じ。
冷えるからやめたほうがいいもの
まず、「冷たいもの」を食べたらそのまま体は冷えます。
次に塩分はあたたまり、糖分は冷えを生むと言われています。その理由についてはやはり「血流」に違いが出るようです。国際総合リハビリテーション協会によると…
白砂糖が冷える理由、そして免疫力を落とす理由
こんにちは、そろそろ梅雨の終わりそうな沖縄から内科医の大場修治です。
今回は白砂糖が体を冷やす理由です。
先週に血液の面白い話を聞きました。
それは赤血球が毛細血管を通る時に体温が発生するという話でした。
特に毛細血管は実は赤血球よりも細いとのことです。
ちょっと生物学が苦手な人も、もう少し読んでください。
その血液の講演会で、白砂糖を摂ると血がドロドロする事が顕微鏡ですぐにわかりました。
(中略)
普段、健康的な赤血球であればしなやかに細長く変形し毛細血管を通ります。
そしてこの時の摩擦で体温が発生します。
しかし白砂糖を摂って赤血球がドロドロすると毛細血管を通りません。 引用元:国際総合リハビリテーション協会
手足の先(末端)に行くほど、血管は細い。ですから、末端が冷えるひとは、砂糖の量を意識すると良いのかも。
ちなみに「果物」は、甘さ以外に「ビタミンや食物繊維」が入っているので、総合的にみると「血流には悪くない」ようです。つまり砂糖より、フルーツをおすすめします。
塩分と血圧
私は10代の頃、血圧が高い人間でした。たしか上が160以上。だから学校の健康診断でも注意されました。
だけど、今は血圧が低いです。そして冷え性でした。
塩分や血圧は、健康・病気に関わるので、かんたんには論じれませんが、実は「減塩し過ぎってどうなのだろう」と思っています。
からだに悪いのは、精製塩(せいせいえん)なので、塩を試してみるときは、天然塩にしてください。絶対に。
あと、お風呂に塩を入れると温まります。※ただし故障は心配
私は入浴剤を使っています。お風呂上がりにポカポカが長続きして、眠りやすさを実感しています。
お風呂に長く入ったり、重ね着をしても、体そのものは変わっていないので、すぐに冷えが戻ってきます。それでもお風呂は入らないより入ったほうが良いです。
体温を上げよう
体温を上げると、免疫力が上がると言われているので、かぜをひきにくくなる。そんな期待ができる。
なんと日本人は、むかしよりも体温が下がっていると専門家の指摘があります。引用します。
昔は子どもの体温は37度近く、大人は 36.5~36.8度くらいだったのですが、今日では高い人でも36.2~36.3度、ほとんどの人が35度台だそうです。戦後60年、食生活も随分変わ りましたが、病気もまた随分変わりました。そして、食生活と病気を結びつけるカギの1つが実は体温にあったのです。
西洋医学、東洋医学に精通されているイシハラクリニック院長、石原結實先生は、体温の低下を憂慮して次のように言っています。「体温が1度下がると 免疫力が37%落ちます。代謝は12%落ちます。・・・体温が平熱より1度上がると免疫力は5倍に上がります。だから病気をすると体温が上がるんです。体 温が下がるのは由々しきことです。」
(中略)
高度成長期以降、車や家電製品の普及で身体を動かさなくなりました。人の体温の4割以上は筋肉で生まれますので、動かないと冷えるのが当然です。そして、筋肉の7割以上が腰から下にありますので、歩くことの重要性がご理解いただけると思います。 引用元:株式会社ピーエス 生理学博士 久間英一郎
体温を1℃上げるだけで免疫力が37%上がる、代謝も1割以上アップするということです。
お風呂の入り方
「私は毎日、オフロに入ってますよ!でも、冷えますよ」というあなた。布団の中では冷えで眠れない日々を過ごしているかと思います。
ところで、温泉は好きですか?。「温泉」と「お家のお風呂(水道水)」の違いって感じるでしょうか。
たとえば温泉のほうが「体が冷めにくいなあ」とか、「芯までポカポカだなあ」などなど。
もし感じたと事があるとしたら、理由は温泉の成分がかかわっていると考えられます。
自宅で温泉のような体験をするなら、入浴剤がかんたん。どこでも購入できる市販の商品ならたとえばバスクリン”薬湯”。600g入って400円ほどで買えます。スーパーやドラッグストアならおいてあるかと思います。
「ツムラやバスクリンはもう試しました。でもだめでした」、と悲しい気持ちになってしまったあなた。大丈夫です。
普通の入浴剤より、もっと濃厚なものがあります。しかもすごい炭酸。
私が選んだのは、重炭酸の「ホットタブ」。あのしゅわしゅわする「バブ」のもっとすごいやつという感じでした。
汗が出る理由
私が調べたところ、理由は2つあります。
ひとつは、「手足の冷え」が当り前になっている状態で、暖かい部屋にいると、もとの冷たさに戻そうとして、汗をかくもの。つまり本来の、汗をかく理由と同じです。
もう一つは、強いストレスなどで自律神経が狂った状態。
発汗を上手くコントロールできず、寒いのに汗をかくことになります。40代以降は更年期障害の可能性も高まります。
温めグッズ
暑がりで汗かきの私は、あたたまるのが苦手。だけど、何もつけないよりはつけたほうが冷えにくいのは事実。
家の中でダウンのような厚手を着るのは耐えられないので、薄手の冬用インナーを好んでいます。
おすすめ素材
冷え対策のあったかグッズは素材がいのち。「素材でちがいが出るの?」と私も思っていましたが、ぜんぜんちがいます!
定番のインナーは、ユニクロの「ヒートテック」、イオンの「ピースフィット」、しまむらの「ファイバーヒート」など。
着るだけで暖かい気がしてきますけど、実は、じっと座っているときの温め効果はあまりないです。これらのインナーは汗をかいたときに発熱する仕組みだから。
でも、汗をすばやく乾かすので快適なのです。
もうひとつ、おすすめの素材はシルク。
シルクは、通気性・吸水性・放水性・保温性すべてに優れる素材。だから、靴下にはちょうどよいです。簡単にいえば「蒸れず、汗を吸い取り、すばやく吐き出し、温かい」素材がシルクなのです。
子供の頃に、お母さんが背中の汗をふいてくれたり、「はやく着替えなさい!」と言われませんでした?汗はそのまま放置すると冷えを生むから。
綿やポリエステル(化繊)のすべてを否定するわけではないですが、冷えになやむあなたにはシルク以上のものは無いかも。
インナーにもシルクは良しです。
薄くても保温性があるから、キャミソールやブラ、インナーに相性良し。男性なら、ランニングシャツやパンツ(トランクス・ブリーフ)がありますよ。
そして、さらなるお気にいりグッズが、腹巻きです(笑)
腹巻きは最高だぜ!
暑がり汗っかきの私でも、腹巻きは快適。寝るときや仕事中でも、冷えを防いでくれます。靴下は苦手・・・というあなたにもおすすめです。
私が「こりゃあ、すごい!」と感じたのはBSファインのウエストウォーマー。別名、着る岩盤浴。
寝るときやお家にいるときに最適なのです。冷えに悩む人は全員使ったほうが良い。「着る毛布」より先に腹巻きですよ。
文字通り、「岩盤浴で利用される、暖かい仕組み」を腹巻きに織り込んでいます。
夏でも冷えでツライ女性が多いようなので、この腹巻きを教えてあげたい!そういつも思っています。腹巻きは一度買ったら、何度でも繰り返し使えるので経済的です。
運動もしよう
冷えはけっきょく、血流の悪さが原因です。それはつまり、運動不足も関係してくるんです。
いちばんお金がかからないのはウォーキング。
10分でも、1週間に1回でも続ければ、結果は良くなる。あなたの身長が何センチなのかはわかりませんが、「足まで流した血液を、心臓にもどす」ためには筋肉つけてポンプの効果を高めて、血流を助けてあげましょう。
むくみ解消
ふくらはぎのむくみがひどい!私もパンパンでした。むくみも、筋力不足によって、下に「たまっている」可能性がおおきいです。
ウォーキング以外に、姿勢を良くしたり、ストレッチはおすすめ。
ちなみに筋肉を作るなら、食事はたんぱく質を多く摂る!たんぱく質で有名な食材は、鳥のささ身。おすすめです。
いかがでしたか?
あなたが長年の冷えになやんでいたなら、私は自信を持って今日の話をおすすめします。すべてをやる必要はないので、冷えのレベルに合わせて使ってみてください。
つらい冷え生活とさよならしましょう。ではまた。