体が温まる食べ物、飲み物は何?
冬は寒いのでもちろん冷えます!しかし、夏は夏でクーラーの効いたオフィスなら冬以上に体は冷えています。さっそく対策すべきなのですが…。
あなたは、「あのポカポカする食品」の間違った食べ方をしていませんか?正しい食べ方、飲み方をしないと逆に体を冷やす可能性があります。
冬でも厚着をすると体は温まったような気分になります。しかし、内臓はどうでしょうか?冷えたままなのでは。「別にいいんじゃないの?」という人がいらっしゃるかもしれませんが、女性ならたとえば体の冷えが生理不順の原因のひとつとされています。じっさいにお医者さんから漢方であたためる処方がされることもあります。
☆そのお話する前に、私がかんたんにポカポカを感じられた食品を先におつたえします。
このお値段なので続けやすかったです。
冷えが改善されるとさらに嬉しい報告もあります。あなたも聞いたことがあるでしょうか。体温を上げると免疫力が上がると言われていることを。
西洋医学、東洋医学に精通されているイシハラクリニック院長、石原結實先生は、体温の低下を憂慮して次のように言っています。「体温が1度下がると 免疫力が37%落ちます。代謝は12%落ちます。・・・体温が平熱より1度上がると免疫力は5倍に上がります。だから病気をすると体温が上がるんです。
生理学博士 久間英一郎
ですが、気をつけるポイントがひとつあります。それは「温かい飲み物や食べ物なら、体があたたまる」とは言い切れないのです。実はちょっとした論争が起きていて、たとえばあなたはコーヒーを飲むと体は温まりますか?紅茶はどうでしょうか?
コーヒーについては温まる派と冷える派に分かれています。「カフェインがよくない」とか「逆に興奮作用で温まるのでは?」という意見も。
しかし共通して体を冷やすので良くないとされているのが「砂糖(とくに上白糖)」です。興味があったらこちらの記事を読んでみてください。 → こちら
砂糖の代わりには、黒砂糖やはちみつ、マヌカハニーをおすすめします。そしてあのポカポカに良いと言われる「生姜(しょうが)」にも正しい食べ方のコツがあります。のちほど紹介しますが、NHKためしてガッテンでも「冷え解消のためならそのまま食べてはダメ」と言っています。
生姜は効果なし?
体を温める食べ物の代表といえば、生姜(しょうが)ではないでしょうか?
テレビの健康番組やインターネットで冷え対策によく取り上げられる生姜ですが、口コミではなしを聞いてみるといまいちポカポカ効果を感じられない人がいるようです。
それには実は理由があります。
専門的なはなしは省略しますが、生のショウガが悪いのだそうです。生のショウガに含まれるジンゲロールは発汗作用があり、ポカポカするように感じる。けれど汗をかくと代わりに熱を放出してしまい、逆に冷えを生むのです。そこで生姜に火を通すと、どうなるか?
血行に役立つショウガオールという成分が多くなり、体の中からのポカポカにつながります。
ウルトラ蒸し生姜
テレビ番組で「ドクターが実際にやっている健康法」として、チューブのしょうがをしぼった紅茶が紹介されたことがあります。これは生のショウガに含まれる成分のうち、ジンゲロールが有効と考えられます。ジンゲロールは風邪予防やウイルスの殺菌によいと言われており、私が見た先生も「風邪のひきはじめ」対策に飲んでいました。
ジンゲロールは殺菌作用、免疫細胞を活性化させる作用、胆汁の分泌を促進する作用、吐き気や頭痛を抑える作用など、様々な働きを持っています。
株式会社わかさ生活
そして生のジンゲロールと加熱後のショウガオールを両立させる調理法がウルトラしょうが。NHKのテレビ番組「ためしてガッテン」で紹介されました。
[blogcard url="http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20100825.html"]
まとめると、風邪やウイルスのことを考えるなら、生のショウガ。体の冷えがつらいときはショウガオールを意識すると良いでしょう。難しい話になりましたが、どうでしたか?さいごまでありがとうございました。