平成最強ドラマは、今見ると面白くないのか?
平成の30年間、日本中を熱狂させ、街から人の姿が消えたというほど社会現象になったあのドラマは、今の若い子たちが見たとき、どんな感想を持つのでしょうか。
これは、すべての作品にある疑問、ですよね。
- 映画
- 音楽
- 文学
- ゲーム
- アニメ
などなど。「ふるーい、ださーい、つまんなーい」となるか、それとも「やっぱり名作は、今見ても名作だね」となるのか。
私達は、当時の「思い出補正」があるので、正確なことはもう分からんですよね。なので、あなたの感想をお待ちしています!!
視聴率
高視聴率=名作、というのは確率高いと思います。一方、低視聴率=駄作、これは当てはまらんですけどね。
フジテレビ
- ひとつ屋根の下 (1993)37.8
- HERO (2001)36.8
- 101回目のプロポーズ(1991)36.7
- ロングバケーション (1996)36.7
- GTO (1998)35.7
- やまとなでしこ(2000)34.2
TBS
- 半沢直樹 (2013)42.2
- ビューティフルライフ (2000)41.3
- GOOD LUCK!! (2003)37.6
- 渡る世間は鬼ばかり (1997)34.2
- ずっとあなたが好きだった (1992)34.1
こうやって眺めてみると、正直、ジャンルごとで見るのがわかりやすい気がします。ラブストーリーなら、ラブストーリーのランキングでね。
視聴率が悪いのに面白い作品?
全員には受け入れられないが、ガツンと響くスパイスの効いた隠れ名作を探っていきましょう。
たとえば日テレ「女王の教室」は、全話平均視聴率17.2%ということで、悪くはないが良くもない数字。ですが、それ以上に、PTAからの苦情が殺到し、スポンサーが提供に名前を出すのを自粛することになった問題作です。
たしかに初回から衝撃の展開続きなのですが、最後まで見た人は、名作!という人が多いのですよね。
画像のグーグル検索の画面に出る、「評価」。この機能、気になりますねえ。もっと詳しく見られないのかしら。
名作を掘り当てる手段として最も有効な方法は、脚本家のつながりで探すことですよね。
映画は監督で見たり見なかったりするのに、小説は作者のファンになるのに、ドラマだと演者ばかりに目が行って、作り手を意識する人、少ないですねえ。
遊川和彦(ゆかわかずひこ)脚本作品
女王の教室という問題作を放った遊川和彦。しかし過去作リストを見ると・・・
- オヨビでない奴!(1987年、TBS)
- 金太十番勝負!(1988年、フジテレビ)
- ママハハ・ブギ(1989年、TBS)
- 予備校ブギ(1990年、TBS)
- 学校へ行こう!(1991年、フジテレビ)
- ADブギ(1991年、TBS)
- 十年愛(1992年、TBS)
- もしも願いが叶うなら(1994年、TBS)
- 禁断の果実(1994年、日本テレビ)
- 人生は上々だ(1995年、TBS)
- 真昼の月(1996年、TBS)
- 智子と知子(1997年、TBS)
- GTO(1998年、関西テレビ)
- 魔女の条件(1999年、TBS)
- オヤジぃ。(2000年、TBS)
- お前の諭吉が泣いている(2001年、テレビ朝日)
- 恋がしたい恋がしたい恋がしたい(2001年、TBS)
- フレーフレー人生!(2001年、読売テレビ)※企画・原案担当
- おとうさん(2002年、TBS)
- 幸福の王子(2003年、日本テレビ)
- 夫婦。(2004年、TBS)
- 女王の教室(2005年、日本テレビ)
- 誰よりもママを愛す(2006年、TBS)
- 演歌の女王(2007年、日本テレビ)
- 学校じゃ教えられない!(2008年、日本テレビ)
- リミット-刑事の現場2-(2009年、NHK)
- 曲げられない女(2010年、日本テレビ)
- リバウンド(2011年、日本テレビ)
- 家政婦のミタ(2011年、日本テレビ)
- 純と愛(2012 – 2013年、NHK連続テレビ小説)
- ○○妻(2015年、日本テレビ)
- 偽装の夫婦(2015年、日本テレビ)
- はじめまして、愛しています。(2016年、テレビ朝日)
- 過保護のカホコ(2017年、日本テレビ)
- ハケン占い師アタル(2019年、テレビ朝日
リアルタイム世代は、おぉ~これも遊川和彦だったのか!と思うはず。
野島伸司
- 君が嘘をついた(1988年、フジテレビ)
- 愛しあってるかい!(1989年、フジテレビ)
- すてきな片想い(1990年、フジテレビ)
- 101回目のプロポーズ(1991年、フジテレビ)
- 愛という名のもとに(1992年、フジテレビ)
- 高校教師(1993年、TBS)
- ひとつ屋根の下(1993年、フジテレビ)
- この世の果て(1994年、フジテレビ)
- 人間・失格〜たとえばぼくが死んだら(1994年、TBS)
- 未成年(1995年、TBS)
- ひとつ屋根の下2(1997年、フジテレビ)
- 聖者の行進(1998年、TBS)
- 世紀末の詩(1998年、日本テレビ)
- リップスティック(1999年、フジテレビ)
- 美しい人(1999年、TBS)
- ストロベリー・オンザ・ショートケーキ(2001年、TBS)
- ゴールデンボウル(2002年、日本テレビ)
- 高校教師(2003年、TBS)
- プライド(2004年、フジテレビ)
- あいくるしい(2005年、TBS)
- 薔薇のない花屋(2008年、フジテレビ)
- ラブシャッフル(2009年、TBS)
- GOLD(2010年、フジテレビ)
- 理想の息子(2012年、日本テレビ)
- シニカレ(2012年、NOTTV)
- 49(2013年、日本テレビ)
- プラトニック(2014年、NHK BSプレミアム)
- お兄ちゃん、ガチャ(2015年、日本テレビ)
- OUR HOUSE(2016年、フジテレビ)
- パパ活(2017年、dTV×FOD)
- 雨が降ると君は優しい(2017年、Hulu)
- 彼氏をローンで買いました(2018年、dTV×FOD)
- KISSしたい睫毛(2018年、フジテレビ) – 『彼氏をローンで買いました』とのコラボ作品
- 高嶺の花(2018年、日本テレビ)
前半が強烈ですね。
海外の歴代高評価ドラマ
「24 TWENTY FOUR」は、アメリカで2001年~、日本で2004年にテレビ放送開始された世界的人気作品ですが、今初めてみる人は、あまり面白くないのでしょうか?どうなのでしょう?
とりあえず「ウォーキング・デッド(2010年~)」は、めちゃくちゃ評価高いので、まずはここからスタートすると安定です。