不妊治療のやめどき。○○歳以上の授からない確率3%未満
残念ながら、不妊治療はボロ儲けできるビジネスとしてブームです。
私は、真実を伝えて、この悪徳ビジネスを減らしていきたいと思います。
真実を知ることで、10年以上の不妊治療により、金銭的負担、肉体的負担、そして精神的苦痛を味わった夫婦が、わずか9ヶ月で授かった事例もありますので、お悩みのあなたは即参考にしてください。
たった数年でも技術の進歩で、常識が変わっていますので、授かりたいあなたは注目です。
さて、不妊の大きな問題点は、2つあります。
1つは女性側の年齢です。
年齢のリミット
イギリス国営のBBCが報じました。
体外受精は、女性が年齢を重ねるほど成功しにくい。
イギリスで2017年に不妊治療を受けた40代の女性は1万835人だった。これは、2004年と比べて2倍に増えている。
テレグラフ紙が報じた新たな統計では、自分の卵子を使って体外受精を試みた2265人で出産に至ったのは、42~43歳では75人だけだった。
44歳以上になると、体外受精の成功率は1%しかなかった。
通例、42歳を超えた女性は成功率が低いことから、体外受精は推奨されていない。BBC News
データは他にもあります。
30歳が1カ月で妊娠できる確率は20%、40歳で5%
健康な30歳の女性が性交渉をもった場合、妊娠する確率はひと月(1月経周期、1周期は平均28日前後)で約20%です。これは、健康な30歳の女性100人が妊娠を目的に性交渉を持った場合、うち20人が妊娠に至り、80人が妊娠に至らない、ということを指します。
ちなみに、20代ではこの確率が約25~20%、30代前半では約20~15%、30代後半では約10%、40歳になると5%以下になります。健康な40歳の女性が性交渉を持った場合、100人のうち、妊娠に至るのは5人未満。残りの95人は妊娠に至らない、ということになります。
また、20代前半と後半では、妊娠の確率はほとんど変わりませんが、合併症などの発症が20代前半のほうが後半より少し多いため、妊娠するのに一番良いのは20歳代後半であると言われています。 日経DUAL
また、20代向けファッション誌でもこんな内容が・・・産婦人科の先生が驚いた話です。
その中の読者の体験談の一つに目を奪われました。
内容を要約するとこうです。
「37歳で結婚したけどなかなか妊娠せず、婦人科の定期検診を受けておけば良かったと後悔しました。現在43歳ですが不妊治療を考えています」
いやいやいや、どこからツッコんでいいかわかりませんが。まず、婦人科の定期検診は大事ですが、定期検診を受けていても体が老いないという訳ではありません……。
そして何よりもまず、37歳で結婚したのに、43歳で不妊治療を考慮、ですか……。37歳から6年間は自然に授かるのをずっと待っていたんでしょうか。DRESS
20代だから絶対に授かれる、あるいは40代だから絶対に無理、という話ではないです。しかし、「30代で結婚、40代の出産でも余裕」みたいな世の中の風潮は、気になるところです。
そしてもう1つの大きな問題点として、男性側に不妊の原因がある場合です。
男性 夫側の原因と対策方法
じつは、不妊の原因の50%は夫側に原因があると言われています。ようするに精子の問題です。
「欧米男性の精子の濃度が40年で半減した」という衝撃の調査結果が発表された。日本人も対岸の火事ではなく、欧州4か国との比較で、精子の数が最も少なかったことが過去に判明している。最新研究でも、新たな精子のリスクが明らかになっている。ある年齢を境に、「受精卵の細胞分裂をさせる力がない」精子が急増する可能性があるというのだ。 WHOによると、不妊の原因は、半数が男性側にあるという。 NHK クローズアップ現代
およそ半数が男性側の原因であるにもかかわらず、じっさいに不妊の検査を受ける男性は少なく、ようやく気づいた頃には、妻(女性)側の年齢が上がってしまい、妊娠が難しくなるという残念な事態が多く起こっているそうです。
しかし、男性側が精子の検査を受ければ、完全に解決する話ですから、早い段階から夫婦そろって病院に行くことをおすすめします。
病院の検査 何科で?
女性のみなら産婦人科、男性のみなら泌尿器科ということになるのですが、夫婦の問題でもありますから、専門の不妊治療クリニックに行くのが一番のおすすめになります。
検査の結果、無精子症・乏精子症など、厳しい結果が出ることもあります。ですが、最新の研究では、原因の特定が出来ることも多く、対処法があるケースも多いです。
たった1匹の精子でも、運動していれば妊娠までたどり着いた夫婦もいらっしゃる。
男性側に問題があった場合、9割は精子の製造機能がうまく働かないという理由です。そのうち半数は原因がわかり、半数は原因不明。
もし原因不明でも、まだまだ出来ることはあります。
年齢を若返らせることはできませんが、妊娠しやすい体にリカバーすることは可能です。不摂生をなおすイメージですね。
先日、不妊治療が長引き、非協力的な夫に対するイライラが爆発して険悪な日々が続いていたご夫婦から無事に子宝を授かった、といううれしい報告がありました。
この夫婦から学んだ、病院やネットで語られることのない最初にやっておくべき方法とは?
精子の質を改善する 老化予防
正直にお話します。
現時点でわかっている事。それは、精子の質が世界的に低下していること。その理由は、おそらくストレス社会や睡眠不足、運動不足など、「現代病」的なものが原因ではないか、考えられています。
それら妊活にとっての悪習慣をやめることで、妊娠確率を上げていくしかありません。
簡単かつ確実にやるべき改善策として
- 禁煙する
- 禁欲は逆効果
- ブリーフよりもトランクスが良い
- サウナを控える
- 膝の上でパソコンを使わない
- 自転車乗りは注意
- 育毛剤(飲み薬)に注意
男性の方ならば、すべての項目が直感的に、理解できると思います。3・4・5は、「熱に弱い」ということですね。
あとは夫婦でお散歩、夫婦でスキンシップをかねたマッサージをおすすめします。運動不足解消&ストレス解消効果です。
サプリは必要なのか?
妊活の実体験をみなさまから聞きますと、5種類、10種類もサプリを飲んでいる方は珍しくないです。
そして、全く悪いことではないです。やれることをやっておきたいですからね。ただ、多くの方が、ただのビタミンCとか精力をつけるような栄養素ばかり注目していますね。
今、最新の情報で公表なのは、ミトコンドリアに着目したもの。この青汁のような。
まったく高いということはないので(青汁なので)、ぜひ取り入れてみてください。
妊活で食べてはいけないもの
人間の体は、いままで食べたもの・飲んだもので出来上がります。糖尿病や高血圧はもちろん食事の影響が大ですし、「かぜをひきやすい」という人は、漢方を探す前に、普段の生活を見直すのがおすすめ。
男性の精子が弱る理由として、このような話があります。
ハーバード公衆衛生大学院の試験では、ファストフードに多く含まれるトランス脂肪酸やコレステロールが、精子数や精液量の減少を招くことが明らかになっています(※)。
惣菜や揚げ物、カップ麺などの「コンビニ食」も、男性ホルモンの合成に必要な亜鉛が含まれていません。さらに、ハムやスライスチーズなどの加工食品に使われる、pH調整剤や乳化剤のような食品添加物に多いリン酸塩は、亜鉛の吸収を阻害し、ミネラル分を結合して体外に出してしまいます。 引用元:女子SPA
簡単に言えば、コンビニ弁当や加工食品はやめましょう、ひかえめにしましょう、という感じです。
ママの場合、母乳にそのまま影響するためコーヒー(カフェイン)を控えるのがあたりまえなのですが、男性の精子にもそういった面があるかもしれない、というお話ですね。
コンビニ弁当や加工食品が良くないと言われる理由は、一般的には「添加物」が多いです。調理する油や調味料の品質も不明ですし。
しかし実は、もっと着目すべき問題点があります。
栄養不足、です。
加工食品には、なぜ栄養がほんの少ししか含まれていないのか?
それは、調理工程に秘密があります。ざっくりいうと、「おおざっぱに調理するから、栄養が流れてしまう」可能性がありますよね。食材の栄養素は、活かすも殺すも、調理方法次第。
あと加工食品は、使われている原料の質がナゾ、という問題もあります。妊活期間中だけでも、食事を「値段の安さ」で選ばないほうが良いかもです。絶対にテレビでは言わない話ですけれど。
この問題を解決するために、私は野菜の定期便を使っています。せっかく加工食品や添加物を避けているのだから、食材だけはこだわりたいところ。
今時は、日本のスーパーで売っている野菜なら、「農薬たっぷり」などということはないでしょうが、定期便は旬の栄養たっぷりな野菜が安全に購入可能。
そのままスムージーにしても美味。好き嫌いのない子になってほしいあなたにおすすめの習慣です。
こういうやつですね。
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お料理が苦手ーというかたは、ミールキットもおすすめですねえ。
ミールキットってのは、これです。
いずれにしても、お子さんが誕生されたあとも、役立つものです☆
出来ることは、やっておく。そうしたら後悔は無いのです。
二人目の不妊
一人目を順調に授かった人でも、二人目の不妊で悩まれる方は少なくありません。原因のひとつに加齢が考えられます。
出産について、女性側は40歳あたりが世間一般では一つの基準になっていますが、それは卵子の老化が理由。最近は男性も精子の衰えがあると一部の研究で言われています。
老化を完全に防ぐことはできませんが、喫煙や質の悪い食事で、わざわざ老化を進めることのないよう、気をつけたいところです。
後悔はある?しないほうが良い、やめてよかった等
不妊治療の一番の後悔は、男性側の検査が遅れたパターンがつらいです。
検査ではっきり結果がわかる上に、10年前と比べて対処法が増えています。30分程度の日帰りで終わる手術でも、精子の量を増やせたり、です。
まずは婚姻届を出す前から、男性側が検査をして、結果を相手にお伝えする。そんな世の中になると良いですね。
芸能人 恵まれなかった・失敗談
不妊の判断をする期間は、1年間です。およそ1年間で妊娠しない場合、不妊が疑われます。
そこから、不妊治療に入るわけですが、芸能人でも、授かれずに諦めた人もいます。もちろん無事に授かれた人もいます。
バドミントンの陣内貴美子さんは、まずご自身の体に内膜症があると発覚します。自然妊娠は難しいという判断になり、不妊治療へ。このとき42歳。
人工授精、体外受精、顕微授精、すべての方法を試しました。
しかし、精神的苦痛は耐え難いものだったと振り返ります。当時は、いまより不妊治療を打ち明けられる世の中ではなく、ごくごく近しい人にしか知らせることができず。
その結果、「早く子供つくれよ!」など事情を知らない友人の言葉は、ツラいものでした。
45歳になり、最後は夫から、やめようと提案され、誕生日を最後の1回として不妊治療は終わりました。
「努力しても、できないつらさ」「私じゃなければ、夫は子供を持てた」など今でも葛藤はありながら・・・
特別養子縁組を選んだ理由とタイミング
歌手・アイドルとして一世を風靡した武内由紀子さんは、最終的に、特別養子縁組という選択をしました。
武内由紀子さんは40歳で結婚、すぐに不妊治療をはじめました。治療さえすれば、すぐに妊娠できると思っていたそうですが、4年間授かることはできませんでした。
44歳のとき、これ以上続けても結果は変わらないだろうと判断。不妊治療を終えることにしました。
それから、特別養子縁組について調べます。
すると、親の年齢制限が45歳まで(あっせん団体による)などの条件もあり、驚いたそう。
結局、44歳の武内由紀子さんが申し込めたのは、2団体のみだったそうです。
現在幸せな子育て中の武内さんですが、特別養子縁組を諦める人も多いといいます。
その理由として、子供の性別や病気の有無などを選ぶ権利はなく、「自分が産むのと同じ状況」と考える必要があるそうです。 ※断ることはできる
武内さんは半年の研修の末に団体へ登録。それから半年後、武内さん夫婦は一徹くんを迎え入れることができました。
Instagramを遡ると、一徹くんを迎えてからは内容もガラリと変わり、幸せな家族の風景が見て取れます。
タイミング法の費用と流れ
不妊治療で最初に行われる事の多い、タイミング法。費用は1周期につき数千円ほどです。
タイミング法で妊娠しない場合、人工授精(1万~2万円)、体外受精(30万円)、顕微授精(40万円)など費用は上がります。
しかし、費用や痛みは「赤ちゃんのため!」と我慢できるものですが、精神的負担・ストレスは、大きいです。
専門の先生曰く、「がん治療」と同程度の精神的苦痛があるそうです。なので、頑張ってほしい一方で、無理はしないほうが良いとも言えます。
不妊治療を半年休んだら、自然妊娠したというご夫婦もいらっしゃる。妊娠にストレスは大敵なのです。
ゆったりと治療を進めるためにも、早めに妊活を始めたいですね。
高齢出産と障害のリスク
高齢出産による、リスクとは。こちらも正直にお話します。
卵子の老化とダウン症の確率
卵子は生まれた時に一生分を持っていて、年齢を重ねるごとに排出されていきます。質の良い卵子は次第に減っていき、作り出す能力も衰えてしまいます。その、わかりやすい表現が老化となります。
簡単に言いますと、卵子の質が良いほど健康な赤ちゃんが生まれやすく、質が良くないと障害のリスクはわずかに高まってしまうのです。
データによるとダウン症の発生確率は以下のように年齢とともにリスクが上昇すると言われています。
(例)ダウン症発生確率
- 20歳:1/1667
- 30歳:1/952
- 35歳:1/378
- 40歳:1/106
このリスクを予防する方法は、美容に例えるとわかりやすいです。いわゆるアンチエイジングというやつですね。
老化のスピードを遅くすることはできるけど、今より若返らせるには細胞レベルで移植しなければ無理。
なので、妊娠前からの早めの対策がもっとも有効です。
妊婦さんにおすすめと言われる葉酸、葉酸サプリは妊娠前、妊活中にも良いんです。理由は、ママが健康で体が若いほど元気な赤ちゃんが生まれる可能性が高くなるからです。
ほかにできることは、抗酸化作用のある栄養をとれば老化の原因である活性酸素を減らすことができますから、年齢よりも若い状態でいられる可能性も生まれてきます。
◎およろこびの声
結婚から7年が過ぎていました。1度の流産を乗り越え、ようやく妊娠しやすい体になれました。この方法を知ってからすぐに始めて、1年かからずの出来事でした。
結婚当初は、みんなと同じように、すぐに赤ちゃんを授かると思っていました。まわりの友人や近所のママと同じようにすぐ妊娠して、出産、そして子育て出来ると思っていました。ここから、5年もかかるとは。
流産は体よりも心が痛かった。生まれてくるはずの子に申し訳ない気持ちでした。ただ、その悲しみから半年後、ふたたび陽性反応がすぐに出たのです。私は喜びながらも、「妊娠しやすい体」になったのだと感じました。
~ここまっで~
妊娠するためのからだ作りは、特別難しいことではありません。
不妊治療のように大きなお金がかかるわけではないですし、肉体的・精神的な負担も無い。だから旦那さんにも協力を得られやすいです。諦めてしまったあなたにも、おすすめします。
補助金と保険適用外
Google等で検索すると、不妊治療の補助金に関する情報が出てくると思います。基本は、各自治体(都道府県)ごとに条件があり、申請することで補助金を得られます。
ぜひ役立てましょう。
体外受精や顕微授精は、保険適用外のため高額な費用の負担があります。保険適用外の理由として、「疾病に対する治療ではない」、つまり病気ではないため、ということです(厚生労働省)。