つわりでも食べたておきい必須栄養素☆頭が良くなる&アレルギー予防効果
突然ですが、お魚、食べてますか~!!!
「いあいあ、妊婦なのでお魚食べてないですよ。水銀が怖いですからね!」
えええー、それはまずいです・・・。たしかに、「水銀は赤ちゃんに影響する」と厚生労働省も注意喚起してますので、正しいのですが・・・魚のDHAって、お子様の頭を良くするかもしれないんですよね。
赤ちゃんの脳は、胎児期、特にお母さんの妊娠後期から生後1年までの間にかけて、特に急激に発達します。正期産で産まれた赤ちゃんの脳は平均で350gと言われていますが、それが6か月までに約660gになり、1歳までに約950gになります。脳細胞で情報を伝えるシナプスの数は急激に増加し、最大で1秒間に4万個も作られると言われていますが(1)、このシナプス膜の35%がDHAでできているのです(2)。赤ちゃんはお母さんのお腹にいる妊娠後期からDHAを体に貯め込むため(3)、特に早産の子はDHAが不足しやすい傾向にあります。 ハフィントンポスト
妊婦が魚を食べるとその子供は認知機能が高まり、ASD(自閉症スペクトラム)等の発達障害が起こりにくいことが、スペインの環境疫学研究センターCREALの研究で分かった。
(中略)
その結果、妊娠中に多く魚を食べた女性の子供は、認知機能テストでより高い得点を記録し、発達障害の発生も少ないことがわかった。妊娠初期(妊娠3ヵ月まで)に魚を摂取すると、子供の認知機能の発達に最も効果的なようだ。オメガ3脂肪酸と、いくつかの海藻に特有のドコサヘキサエン酸(DHA)が有効だと考えられている。DHAは一般的に、神経組織の発達や脳が機能するために必要な成分だからだ。 Forbes JAPAN
DHAと赤ちゃんに関する研究結果を見ると、「知能に差が出た」「差は見られ無かった」どちらもあったりして、100%確実と言えるものではないみたいですが、とりあえずDHA摂取していくのが子供のために良いのかな?という感想です。
とはいえ妊娠期に、お魚の水銀に注意すべきであることは、現在でも間違いありません。
厚生労働省によると、水銀の注意が必要な魚は、たとえばマグロ。これは週1回以下にしておくと、まあ安心のレベルだそうですが、あえて食べる必要はなさそうです。
逆に、水銀の影響があまりない魚として、ツナ缶、サケ、アジ、サバ、サンマ、イワシ、ブリ、カツオを挙げています。参考:厚生労働省
最近、食物アレルギーや、アトピー、発達障害の子供が増えている・・・そんな気がしませんか?情報の多い現代では、「逆に栄養不足」が心配です。
私もついつい頭でっかちになってしまうのですけど、あなたは大丈夫でしょうか?
「あれはいい、これは駄目!」などの情報に振り回されすぎず、今しか体験できない妊娠期間と育児を楽しみましょう!
アレルギーを予防する方法
パンも食べられないお子さんを見ると、本当に大変だと思ってしまいます。なので私は、なるべくアレルギーに苦しむ子どもたちが増えないように、つねづね予防方法の最新動向にアンテナを張っているのですが・・・
最新でわかっていることが3点あります。
- アレルギーは皮膚から入り込む
- 免疫力は腸で育つ
- アレルギーマーチ
なんとアレルギーになるきっかけは、口から入り込むのではなく、皮膚から始まっているというのです。
「保湿が不十分だと、皮膚のバリアー機能が低下します。皮膚からアレルゲンが侵入してIgE抗体がつくられ、次にアレルゲンが入るとアレルギー症状が現れます。皮膚から入るとアトピー性皮膚炎、鼻からだと花粉症、のどからだと気管支ぜんそくになるのです」
11年に社会問題となった「茶のしずく石鹸」は、皮膚から小麦の成分が入り込んだことが原因だ。逆にいうと、皮膚のバリアー機能さえ保たれていれば、アレルギー症状を予防できる。 AERA dot.
皮膚からのアレルギー吸収を防ぐ方法は、ずばr保湿をすること。生後半年はしっかり保湿を心がけたい!
リスト2番目の免疫力と腸の話は、私たち大人も共通の仕組みです。テレビで話題になった腸内フローラの話ですね。良い腸内環境を育てる基本は、変なものを食べすぎないこと。腸を汚さないこと、です。
妊娠中、それ以外も含めて、今回の話題でおすすめの食事といえば、結論「和食」が強力です、やはり、和食が一番であり無難、です。
つまり妊娠中から出産後も、気をつけていくとアレルギー予防に繋がるってわけです。
アレルギーマーチとは
「アレルギーマーチ」とは。乳児期にアトピー性皮膚炎などを発症した場合、そこから連鎖的に、食物アレルギーやぜんそくなどを発症することを言います。
つまり、赤ちゃんが生まれてすぐの初期からアレルギー対策することで、多くのアレルギーに苦しむ確率を下げることができます。
生後半年は、とくに頑張っていきましょう!!
妊娠中の禁止物
最新の研究結果では、妊娠中に何を避けたほうが良いのでしょうか?
お酒とタバコ
やはり、現在でも飲酒とタバコは、絶対にやめておくべきと言われています。しかも飲酒は、「従来の想像以上に悪影響」という調査結果があります。
アルコールによる障害を、「胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)」と言いますが、発達障害・身体障害・顔の変形などが、FASDの症状としてあらわれるとのこと。妊娠中は、いかなる飲酒も、ひかえておくのが無難と言えます。
FASDは、妊娠中に胎児へアルコールを送り込む(つまり飲ませる)ことが原因ですので、当然、授乳中における飲酒にも影響が出ると考えられます。
なので授乳中も、飲酒を控えるか、あるいは粉ミルクを与えるという選択肢があります。
日本では、「少量のアルコールなら問題ない」的な意識がありそうですが、FASDはアルコールを飲まなければ100%起こらない障害といいますので、頑張っていきましょう。逆に、すでに飲んでしまったアルコールはしかたありません。
気にしすぎず、ストレスを溜めないように。今後気をつけて行けば良いだけなのです^
たばこは、喫煙すると血管が収縮して赤ちゃんへの酸素供給が減少し、早産や低体重児のリスクが高まります。
離乳食とアレルギー
一昔前は、食物アレルギーで多く見られる小麦や卵を食べさせず、なるべく遅く始めさせるとアレルギーのない子に育つ、という噂がありました。しかし現在では、「遅らせる意味はない」という考え方が強いようです。
Q 離乳食の開始時期と関係はありますか。遅く始めた方が良いのですか。
A それも間違いです。離乳食が始められる生後5~6カ月ごろになったら、卵なども少量ずつ食べさせたほうが予防効果が高いのです。むしろ遅らせることで、食物アレルギーの発症リスクが高まることがわかってきました。朝日新聞
さらに、「アレルギーは皮膚から始まる」意見が一般的ですので、離乳食の内容はあまり気にし過ぎずいきましょう。
とはいえ、すでにアレルギー症状が出ている可能性もあります。
その状態で食べさせると、命の危険もあるわけですから、医療機関でばっちり検査をしてもらい、しっかりと先生のお話を聞くのが安全です。
不足する葉酸 どうなる?子供への影響
10代、20代の若いママは、葉酸(ようさん)が、足りてない!よく聞く話ですよね。
妊娠中だからこそ不足する栄養素が葉酸であり、摂取するべき栄養素が葉酸でもあります。
妊娠中、そして産後まで葉酸は良いです、と昔から言われているんですね。
葉酸が不足した場合どうなるか?
妊娠初期に葉酸が不足すると「神経管閉鎖障害」のリスクが高まる(厚生労働省)。
神経管閉鎖障害とは・・・脳や脊髄などの中枢神経系のもと(神経管)が作られる妊娠の4~5週ごろにおこる先天異常。流産などの危険性が高まる。
葉酸が多く含まれる食材は、菜の花、枝豆、モロヘイヤ、ブロッコリー、ほうれん草、納豆、レバー!
葉酸について、過度に神経質になる必要はありませんし、そもそも、障害は確率の低い話ではあります。が、葉酸が関係することは嘘ではないので、なるべく食事での摂取を心がけたいです。
もし足りないと思えばサプリなど補助に頼る方法がある、と厚生労働省は言っています。逆に、今のところ葉酸のとりすぎによる症状はあまり例がないそうです。
レバーは食べて良い?
上に、「レバー」と書きましたが、先輩たちの話を聞いていると「レバーは良くない」と言う人もいるんです。
レバーは、葉酸が含まれているし、貧血対策として鉄分を摂りたくなりますが、レバーに含まれるビタミンAは過剰摂取すると、「奇形」のリスクが高まると言うんです。
どうしたら良いのでしょうか?
結論としては、「ひとつの食材だけで済ませずに、バランスよく多品目を少量食べていく」のがベスト、なんです。
赤ちゃんの好き嫌いを無くすためにも良いと言われますし、生まれてから子育ての際に「食育」でも必要な事ですから、なるべく頑張ってみましょう!
生協など宅配食にたよるのも良いですね。
葉酸サプリ
毎日の食事で、葉酸を摂れない・・・つわりが激しくて、食べる気がしない・・・・そんなときに、サプリに頼るのは全然ありです。海外では何種類もサプリを飲むのは珍しいことではないし、余計な栄養素は取らずに必要な栄養素を摂取できるのでサプリは安心なんです。
ただし、食事もなるべくしっかりと、です。
サプリと薬は別物です。風邪を引いた時、薬を飲んでよいのか?正確な判断を出来るのはお医者さんだけです。自分で判断するのは駄目ですぞ。
生ものと食中毒
妊娠中に限りませんが、生ものは危険が伴うので食中毒には気をつけたいですね。妊娠中は、いままでよりもあなたの体は菌に弱くなっているので、なるべく火を通すなどしたいところです。生ハムやナチュラルチーズ、スモークサーモンには、リステリア菌が多いので注意と、聞きました。
生肉の摂取は控えるべきですし、調理時に生肉を触った場合、しっかりと手を洗いましょう。
つわりで食欲が無い
つわりが酷い時は、無理をして食べる必要はありません。食べたい時に、少量食べましょう。時間にこだわる必要もないので、1日6食ちょっとずつ食べてもいいんです。食事と嘔吐(おうと)を繰り返すようでしたら、病院に相談しましょう。頑張り過ぎは禁物です。
嘔吐すると水分が不足してしまうので、水分は少しずつ補給したいですね。お水や、お水を受け付けないなら氷を舐めるのも良いです。お茶はカフェインのない、麦茶などが望ましいです。
食品の添加物
加工食品には添加物が含まれていますよね。言い出せばきりがないとは思いますが、妊娠中は頑張ってなるべく自然で安全な食材の摂取を心がけたほうが良いと思っています。
スーパーなどの野菜でも、危険なものは並んでいないはずなので今までどおりの日常生活を過ごしていけば良いです。
買い物と家事の負担を減らす意味では、「食材宅配」を利用すると安心安全で手軽に栄養のある食事がいただけます。出産後、子育て時を考えると、そのまま継続するのも便利でオススメです。
野菜など調理前の食材を届けるサービスと調理済みの料理を宅配するサービスが有ります。料理の場合、食費や予算に合わせて、週3回など、健康的な食事を心がけると安心です。
コーヒーとカフェイン
コーヒーは、含まれるカフェインが問題視されます。
お魚の水銀やアルコールやタバコなど全てのお話に共通しますが、母体=胎児、です。つまりあなたの体に入る成分はそのまま赤ちゃんにも同程度、流れていくと考えておくと良さそうです。
となれば当然、赤ちゃんは体が小さく大人より許容範囲が小さいわけですし、幼稚園生がコーヒーを飲まないことを考えれば、お腹の赤ちゃんにも飲ませないほうが良いでしょうね。
ただし、無理やり我慢してストレスを貯めるほうがからだに悪いですよね。1日1杯程度なら、大丈夫だと言われています。が、結局、誰も責任は取れない話なのです。
今までコーヒーが好きで習慣化していたあなたの場合、辞めるのが難しいと思うので、「カフェインレスコーヒー」で代用しましょう。カフェインレスは
カフェインが入っていないので、安心して飲めます。
ペットがいる家の注意点
ペットの居るお家の妊婦さんもたくさんいると思います。妊娠は病気ではないので、神経質になる必要はありません。
ただ、妊娠中にあなたが人生初めてのペットを飼うとなると、体への影響が予測できないので、出産後の楽しみにとっておきましょう。
おすすめサプリ
総合的に考えまくった結果、選んだのは「ノコア」。
全部入りで、いい感じです。